ニュース
バンダイナムコ売上高、1位は「ドラゴンボール」:通期でガンダム超え
バンダイナムコが2017年4〜6月のIP別売上高を公表。1位は「ドラゴンボール」で、前年同期から2.46倍と好調だった。
バンダイナムコホールディングスは8月4日、2017年4〜6月期(18年3月期第1四半期)決算に伴い、IP(知的財産)別売上高を発表した。前期に大きく伸びた「ドラゴンボール」が引き続き好調で、前年同期から2.46倍の197億円に。通期では「機動戦士ガンダム」シリーズ(703億円)を超える757億円を見込む。
「ドラゴンボール」は定番IPだが、放送中のTVアニメ「ドラゴンボール超(スーパー)」や15年に配信開始したスマートフォン向けゲーム「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」などの影響もあり、売り上げの好調が続いている。
「ニチアサ」の愛称で知られる「スーパー戦隊」「仮面ライダー」「プリキュア」もいずれも前年超え。「妖怪ウォッチ」は前年同期の23億円からさらに減少し、実績は8億円にとどまった。
関連記事
- 「妖怪ウォッチ」3分の1に減る バンダイナムコ売上高
バンダイナムコの16年度IP別売上高で、「ドラゴンボール」などが大きく伸びた一方、「妖怪ウォッチ」は前年度から3分の1にまで減った。 - 殻を捨てた「ザク」が、20万個以上売れている秘密
バンダイが発売しているガシャポン「ザク」が売れている。機動戦士ガンダムシリーズに登場するザクの頭部を再現したものだが、最大の特徴はサイズ。カプセルよりも大きいこのアイテムはどのように開発したのか。担当者に聞いた。 - 「幽白」蔵馬のトリートメント バンダイが発売のワケ
バンダイが、1990年代に人気を博した漫画「幽遊白書」の人気キャラクター・蔵馬をモチーフにしたアウトバストリートメントの予約受付を開始した。テレビアニメ化25周年などが開発の理由という。【訂正】 - 「週刊少年ジャンプ展」に見る少年ジャンプ飛躍の秘密
来年に創刊50周年を迎える漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」が展覧会「週刊少年ジャンプ展 VOL.1」を7月18日から開催。創刊から80年代まで同誌を彩った作品を一挙に展示。350点以上の原画や、懐かしいアイテムも見ることができる。 - 辛くても諦めず 「キャプテン翼」高橋陽一さんの漫画家人生
日本のサッカー界に大きな影響を与えた少年漫画「キャプテン翼」。作品のテーマである、諦めずに夢を追い続けることは、作者である高橋陽一さんの漫画家人生そのものである。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.