イオングループでコンビニエンスストアを運営するミニストップは11月21日、成人向け雑誌の取り扱いを国内全店(10月末時点で2245店)で中止すると発表した。
まず千葉市内の43店舗で12月1日以降、取り扱いを中止。2018年1月1日から全国の店舗でも中止する。
千葉市がコンビニに対し、成人向け雑誌の表紙にカバーをかけるよう要請するなど、成人向け雑誌の陳列対策を働きかけたのがきっかけという。千葉市はカバーについては断念している。
女性のコンビニ利用が拡大する中、ミニストップは「中食・内食」商品の強化や、WAON POINTカードを導入するなど、「女性にとってもより利便性の高いコンビニエンスストアへの変化」を進めており、成人向け雑誌の取り扱い中止を決めた。
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