約2年の開発期間を経てMomonga Linux 1 リリース

2002年7月に結成されたMomonga Projectは8月6日、約2年の開発期間を経て「Momonga Linux 1」をリリースしたことを発表した。

» 2004年08月07日 23時41分 公開
[ITmedia]

 2002年7月に結成されたMomonga Projectは8月6日、約2年の開発期間を経て「Momonga Linux 1」をリリースしたことを発表した。対応アーキテクチャはi586となる。

 Momonga Linux 1の主要パッケージはLinuxカーネル2.4.26、XFree86 4.3.0、Gnome 2.6.0、KDE 3.2.3、Xfce 4.0.6、apache 2.0.50など。libataドライバなど最新のデバイスにも対応している。

 セキュリティ面を考慮し、gccにはssp patchが当てられており、基本的に全てのパッケージは「-fstack-protector option付きでコンパイルされるほか、ユーザーが明確な意思を持って起動させない限り、サービスは自動起動しないよう設定されている。

 このほか、統合パッケージ管理は、Kondara MNU/Linuxで使用されていた「mph」に加え、yumも使用できるほか、盗用問題で公開停止となった東風フォントに代え、さざなみフォントを搭載している。

 現在、本家配布場所やそのミラーサイトにISOイメージが用意されている。ISOのイメージはCDのISOイメージで4個、DVDのISOイメージで1個用意されている。なお、SRPMなどのソースパッケージは、ISOイメージでは提供されない。

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