米Computer Associates(CA)は8月16日、スパイウェア対策企PestPatrolの買収を発表した。買収はすべて現金取引で行われ、金額は公表していない。
発表によれば、PestPatrolの技術はスパイウェア、アドウェア、トロイの木馬、サービス妨害(DoS)攻撃用のエージェントなどを検出・削除することが可能。Yahoo!、Zone Labsなどの製品に組み込まれて100カ国以上で利用されている。これによってウイルス対策ソフト、ファイアウォール、侵入検知システムを補完でき、ネットワーク管理者が定期的にスパイウェアをスキャンできるようになるとしている。
CAは今後PestPatrolの技術を「eTrust PestPatrol」の名称で販売に当たるとともに、自社の企業向けセキュリティソフト「eTrust Threat Management」に組み込む計画。
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