日本HPとプロティビティ、個人情報保護対策ソリューションで協業

日本ヒューレット・パッカードとプロティビティは、個人情報保護対策ソリューションに関して協業する。

» 2004年08月25日 13時32分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードとプロティビティは8月25日、個人情報保護対策ソリューションに関して協業することを発表した。

 2005年4月の個人情報保護法全面施行を前に、対策に追われている企業は多い。両社の協業は、そうした企業に対し、個人情報の洗い出しから関連リスクの評価、業務プロセスにおける内部統制の強化、関連システムのコントロール強化や見直しにいたるまで、トータルな個人情報保護対策ソリューションを提供することを目的にしたもの。

 具体的には、プロティビティの「Risicare for Privacy & Security(RPS)」を用いて、個人情報の洗い出しやリスクの現状把握と評価、モニタリングといった情報管理プロセスを支援する。それに基づき日本HPでは、サービス部隊によるシステム構築や運用コンサルティングを提供する。

 両社によると、個人情報の把握/監査・評価に要する期間は3カ月から半年、システム構築に要する期間は数カ月から半年程度と、短期間で対応可能という。個人情報保護法の全面施行に向けた駆け込み需要にも応じられるペースだ。

 両社はこの協業により、企業の業務プロセスを反映しながら、データの重要度や保護レベルに応じた効率的なセキュリティ保護システムを構築していくとしている。

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