Blogツールsbが正式版1.00Rを公開

Blogツール「sb」が、8月上旬にアナウンスしていた通り、8月31日に正式版ver1.00Rをリリースした。ベータ版と比べて機能的な変更はあまりないものの、タグ入力支援ボタンカスタマイズ機能やプラグイン機能を追加している。

» 2004年08月31日 22時39分 公開
[ITmedia]

 Blogツール「sb」が、8月2日にアナウンスしていた通り、ベータ版を公開してからおよそ2ヶ月半経った31日に正式版ver1.00Rをリリースした。

 sbは、Perlによる簡易Blog支援ツールを目指しており、作者のTakuya Otani氏がまるよ氏、るむりん氏の協力の元に開発しているBlogツール。マルチユーザーによる運用をウリとして、Amazon Webサービスにも対応している。また、データの再利用性を高めるため、Blogサービス「JUGEM」ならびにMovable Typeからのデータインポートを可能とし、テンプレートはJUGEM互換という特徴がある。動作環境としてPerl 5.8(5.008)で動作確認済みとのこと。また、対応している日本語出力コードはシフトJIS、EUC、JIS、及びUTF-8。

 正式版リリースにあたっては、ベータ版までで実現している機能に加えて、タグ入力支援ボタンカスタマイズ機能とプラグイン機能が追加された。ユーザーがよく使うタグを登録しておけば、記事を書く効率が高まるとの狙い。また、プラグインを利用することによって、機能拡張が柔軟に行えるのも新しい魅力。プラグインのオン、オフは、環境設定画面から簡単に行える。このほか、セキュリティ強化など幾つかの仕様変更、バグ修正も行われた。

 なお、管理画面のセキュリティ強化にともなって、幾つかの操作に対し、リファラ(リンク元)をチェックするようになっている。Norton Internet Securityなどのソフトウェアを導入している場合、リファラ設定を変更する必要もあるため、注意が必要とのこと。

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