クララオンラインと日本ジオトラスト、Linuxセキュリティパックの販売を開始

クララオンラインと日本ジオトラストは、国内企業でもいまだ多く使われているRed Hat LinuxにSSLサーバ証明書とセキュリティパッチを提供するサービスを開始した。

» 2004年09月01日 03時45分 公開
[ITmedia]

 クララオンラインは9月1日、日本ジオトラストと協業し、日本ジオトラストが提供するSSLサーバ証明書と、クララオンラインが提供するLinuxセキュリティアップデートサービスを組み合わせた「Linuxセキュリティパック」の提供を同日より開始することを発表した。

 日本ジオトラストは、128ビットSSL証明書の発行サービスを提供しており、最短10分でSSL証明書を発行することで利用サイトが拡大している。

 一方、クララオンラインの提供するLinuxセキュリティアップデートサービスは、Red Hatのサポートが打ち切られたにも関わらず、発表後からの期間経過とともに安定運用期に入っていることもあり、依然として中心的に利用されているRed Hat Linux7.2から9までのバージョンに対するセキュリティパッチを提供するサービス。2004年3月のサービス開始以降74件のセキュリティアドバイザリーを公開している。

 今回提供されるLinuxセキュリティパックにより、自社のサーバをRed Hat Linux7.2から9までのバージョンで運用している場合、SSL証明書でWebブラウザとサーバ間の暗号化を行うとともに、Linuxセキュリティアップデートサービスでサーバの外部からの侵入脆弱性に対処することで、強固なセキュリティ環境を構築可能となる。

 価格は1年あたり3万6,40円(税込、1ホストの場合)。

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