トレンドマイクロ、個人情報漏えい防止機能を強化した「ウイルスバスター2005」発表

トレンドマイクロは、個人情報漏えい防止機能を強化、スパイウェア駆除機能、PC脆弱性診断機能などを搭載する、総合セキュリティソフト「ウイルスバスター2005 インターネットセキュリティ」を発表、10月22日より発売する。価格は8925円。

» 2004年09月09日 17時35分 公開
[ITmedia]

 トレンドマイクロは9月9日、個人情報漏えい防止機能を強化、スパイウェア駆除機能、PC脆弱性診断機能などを搭載する、コンシューマユーザー向けの総合セキュリティソフト「ウイルスバスター2005 インターネットセキュリティ」を発表、10月22日より発売する。価格は1ユーザーパッケージが8925円、ダウンロード版が5250円(税込み)。

photo ウイルスバスター2005 インターネットセキュリティ

 ウイルスバスター2005 インターネットセキュリティは、従来のウイルス保護・駆除機能に加え、フィッシングメールやスパイウェアなどから情報流出を防ぐ「個人情報漏えい防止機能」、万一の感染時にウイルスが行う大量メール送信を防止する「マスメールストッパー機能」、無線LAN経由の侵入者、OSのセキュリティホール対策のための診断を行う「無線LAN&PC脆弱性診断機能」、有害サイトへのアクセスをブロックする「有害サイトアクセス制御機能」などを搭載する。

 前バージョンのウイルスバスター2004と比較し、

  • 個人情報保護機能強化(個人情報送信ログ保存など)
  • 迷惑メール監視、フィッシング詐欺対策機能(2004年4Q追加予定)
  • 安全だと確認されているファイルへの再検索を省くことで検索時間を短縮する「スピード検索機能」
  • 万一の感染時にウイルスが行う大量メール送信を防止する「マスメールストッパー機能」
  • スパイウェアの検索、駆除、復旧機能追加(復旧機能は2004年4Q追加予定)
  • 無線LAN内の侵入者を検地、監視する「無線LANパトロール機能」
  • ウイルスなどに悪用される恐れのあるOS脆弱性をチェックし、その場合はその脆弱性とウイルスとの関連を解説、Windows Updateへ導く「パソコン脆弱性診断機能」
  • 専用有害サイトデータベースサーバを用意し、ルックアップ方式による最新データベース利用が可能となる「有害サイトアクセス規制機能」
  • 家庭内LAN内PCにおけるウイルス対策全般、アップデート作業などをリモート操作可能な「リモートコントロール管理機能」

 などの機能が新たに搭載された。

 対応OSは、Windows XP(SP2含む)/2000 Professional SP4以上/Me/98。1ユーザーパッケージのほか、家庭内や小規模オフィスなどでの利用に便利な2ユーザー/5ユーザーパック、同じくダウンロード版の1/2/5ユーザーパックが用意される。

製品 価格
ウイルスバスター2005 インターネットセキュリティ 8925円(税込み)
同2ユーザーパック 1万3440円(税込み)
同5ユーザーパック 3万3600円(税込み)
同ダウンロード版 5250円(税込み)
同ダウンロード版2ユーザーパック 7875円(税込み)
同ダウンロード版5ユーザーパック 1万9688円(税込み)

 なお、「ウイルスバスタークラブ」会員契約期間内の既存同ソフトユーザーは、10月12日よりダウンロード提供による無償アップグレードが可能となる。

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