McAfee、中小企業向けにマネージド電子メールサービス提供

» 2004年09月13日 18時34分 公開
[IDG Japan]
IDG

 McAfeeは中小企業向けを対象とした新しいマネージド電子メールサービスを提供開始する。同社は9月13日に「McAfee Managed Services」を発表する予定だ。ターゲットは1000人未満の従業員を抱える中小企業で、スパムやウイルス対策、コンテンツフィルタリングを統合したサービスを提供する。

 類似のサービスはPostini、MessegeLabsなどが提供している。McAfee Managed Mail Protectionに契約している企業のユーザーはMXレコードを変更し、カリフォルニアにあるMcAfeeのネットワークオペレーションセンターでメールコンテンツのスキャン、フィルタリングを行う。

 同社によれば、電子メールの遅延は2秒未満に抑えられているが、サービスは米国内の顧客のみに提供され、英語で書かれたメールのみが対象となっている。McAfeeではEU、アジア、南米でもISPと提携してメール処理を行うセンターを開設する可能性があるという。

 同社によれば、他のマネージドサービスとの違いは、ウイルスおよびスパム対抗ソフトを自社に持っており、ウイルス対策とネットワークセキュリティに実績を持っていることだという。

 この新サービスにより、ウイルス対策のみを提供していたVirusScreen ASAPサービスはリプレースされる。

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