Winampにバッファオーバーフローの脆弱性

デジタルメディア再生ソフト「Winamp」に、バッファオーバーフローの脆弱性が存在する。最新版のWinamp 5.08cで修正済みだ。

» 2005年01月13日 03時35分 公開
[ITmedia]

 デジタルメディア再生ソフトの「Winamp」に、バッファオーバーフローの脆弱性が存在することが明らかになった。開発元のNullsoftでは、問題を修正した最新版の「Winamp 5.08c」をリリース済みだ。

 デンマークのセキュリティ企業、Secuniaが1月12日に明らかにしたアドバイザリによれば、この脆弱性はWinamp 5.xに存在する。Winampに含まれるin_cdda.dllファイル中のエラーが原因でバッファオーバーフローが発生する恐れがある。

 ただ、それ以上の詳細は明らかにされていない。Secuniaではこの脆弱性の危険度を、2004年11月に公になった脆弱性よりも低い「中程度」と位置づけている。

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