富士通は、情報漏えい対策として「シンクライアント・ソリューション」の販売を開始した。
富士通は4月14日、情報漏えい対策として「シンクライアント・ソリューション」の販売を開始した。出荷時期は5月末。
「FMVシリーズ」にHDDを搭載しない省スペースデスクトップ「FMVシンクライアントTC500」と、A4ノート型の「FMVシンクライアントTC8200」の2種類を追加。ブレードサーバの「PRIMERGY BX600」上で、シトリックス・システムズ・ジャパンの「MetaFrame」や、富士通のシンクライアント用ソフトウェア「BT Administration Server」を組み合わせて、アプリケーションや実データをサーバで一元管理できるようにする。
クライアントからのデータの不正持ち出しなどを防げるほか、情報の管理やアプリケーションのインストール、パッチの適用などがサーバ側で一元管理できるため、運用や保守にかかるコストや時間を削減できるメリットもある。
クライアント数40台の最小構成で、価格は807万円から。
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