情報漏えい対策も支援、ニフティが「メールセキュリティASP」を開始

ニフティは7月12日より、ウイルスメールやスパムのブロックに加え、メールの保存を行い総合的にセキュリティ対策を行う「メールセキュリティASP」の提供を開始した。

» 2005年07月12日 19時15分 公開
[ITmedia]

 ニフティは7月12日より、さまざまな側面から電子メールのセキュリティ対策を行う企業向けサービス、「メールセキュリティASP」の提供を開始した。

 メールセキュリティASPは、同社がこれまで提供してきた迷惑メール/ウイルスフィルタサービスに加え、コンプライアンスや情報漏えい対策の観点から注目されている「メール保存サービス」を追加したもの。メール保存サービスでは、ニフティのデータセンター内にメールのデータを保存し、いつ、誰が、どのようなメールを送受信したかを確認できる。

 自社メールサーバに自力で対策を加える場合に比べ、手軽にセキュリティ対策を講じることができる点が特徴だ。料金は、ウイルスフィルター/迷惑メールフィルターが1アカウント当たり月額263円、メール保存サービスは容量に応じて課金され、2GBで1万500円から。1ドメインごとに5万2500円の初期費用が必要となる。各サービスは個別に申し込むことも可能だ。

 ニフティは同時に、セキュリティ対策も含め、メールサーバの運用をまるごと請け負う「メールアウトソーシングサービス」も開始する。料金はメールボックスの容量に応じて異なり、20MBの場合で1アカウント当たり月額263円から。初期導入費用は同じくドメインごとに5万2500円となる。

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