オンライン取引の本人認証を強化するサービス――大塚商会

大塚商会は、オンライントレーディングのセキュリティを強化する「本人認証システム構築サービス」を8月1日から提供する。

» 2005年07月28日 17時27分 公開
[ITmedia]

 大塚商会は、オンライントレーディングのセキュリティを強化する「本人認証システム構築サービス」を8月1日から提供する。

 同サービスは、RSAセキュリティのワンタイムパスワード「RSA SecurID」と、大塚商会のWebシステムの導入コンサルティング、システム構築/運用支援、セキュリティ教育を組み合わせて提供するもの。

 60秒ごとにユニークな6桁の数字を生成するRSA SecurIDを活用する。SecurIDが生成する数字と個人の暗証番号を加えて入力する二要素認証により、なりすまし対策に有効とされる。サービス提供企業にとっては、利用者の暗証番号に関する問い合わせや変更作業がなくなり、管理工数の削減につながるメリットもあるという。

 フィッシングやキーロガーなどによる個人情報や取引内容の漏えいや、詐欺、不正が増加していることから、本人認証を中心にしたセキュリティサービスをメニュー化した。

 価格は、サービス利用者が5000ユーザーの場合で、6000万円程度。今後、RSAセキュリティなどと共同して、証券・金融業界を対象にしたセミナーやイベントなどプロモーション活動を展開していく。

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