ぷらっとホーム、OpenBlockSの後継となるマイクロサーバを発表

 ぷらっとホームは11月25日、手のひらサイズのLinuxサーバ「OpenBlockS」のデザインを受け継いだマイクロサーバ「OpenMicroServer」を発表した。

» 2005年11月25日 21時45分 公開
[ITmedia]

 ぷらっとホームは11月25日、手のひらサイズのLinuxサーバ「OpenBlockS」のデザインを受け継いだマイクロサーバ「OpenMicroServer」を発表した。

OpenMicroServer

 同製品は、CPUに発熱の少ない「AMD Alchemy AU1550 400MHzプロセッサ」を採用し、インタフェースとして、ギガビットイーサネットを2ポート、10/100baseTXを1ポート、USB 2.0を2ポート(チップは「uPD720101F1-EA8-A」)、シリアルポートを2ポート備えるほか、従来機が持たなかったDIO(Digital I/O)を8ビット(Input:4ビット/Output:4ビット)などが用意されている。10/100baseTXのポートはPoE(Power over Ethernet)に対応し、ACアダプタ無しでの動作が可能。FLASH ROMは16Mバイト、ユーザーエリアは2Mバイトとなっている。

 発熱部品からの熱は、ヒートシンクとなるアルミ製放熱板を介してアルミ合金製筐体に逃がす構造を継承しており、半密閉構造でありながら、動作時装置周辺温度50度保証を実現している。

 OSにはSSD/Linux 0.4(Linuxカーネル 2.6.12)を搭載するが、Debianにも対応しており、同社Webサイト上ではHDDイメージやインストール方法が用意されている。開発環境は、セルフコンパイル環境、クロスコンパイル環境ともに無償で提供される。

 出荷は2006年1月下旬を予定しており、同社Webサイトでの価格は5万6400円。

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