NetIQ、サービスレベルを向上させるサイト監視ツール新版を発表

NetIQは、Webサイトの各種サービスの稼働状況を監視する「AppManager ResponseTime for Web 6.3」を発表。

» 2005年11月30日 10時48分 公開
[ITmedia]

 NetIQは30日、同社の「NetIQ AppManager Suite 6.0J」(関連記事)とともに利用するWebサイト監視ツール「AppManager ResponseTime for Web 6.3」を発表した。

 Webサイトの監視には、HTTPをはじめ、バックエンドのアプリケーション、データベースサーバのCPU、メモリ、ディスク使用率、そしてプロセスの稼働状況が含まれるが、AppManager ResponseTime for Web 6.3によって定期的に各サービスが正常に動作しているかを確認する。

 同社のコメントでは、CPU利用率の高低ではインターネットサーバが正常とは限らない。サービスレベルを高めるためには継続した監視が必要であるという。

 サービスレベルの監視として掲げていることから、特定のサービスが反応するかどうかの判断にとどまらない。AppManager ResponseTime for Web 6.3では、例えばオンラインの銀行口座管理、証券取引などのサイトであれば監視機能として自動ログインを行い、取り引きが可能な状態か、さらにログインに要する時間も監視することで、よりユーザーの体感に則した判断が可能となっている。

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