ヒューコム、社内PCの不正行為を監査する簡易サービス

ヒューコムは、情報漏えい対策として役立つ「クライアントPC簡易監査サービス」の提供を開始した。

» 2005年12月05日 09時38分 公開
[ITmedia]

 ヒューコムは12月5日、「クライアントPC簡易監査サービス」の提供を開始した。ユーザーのPCに特別なソフトをインストールしたり、専用のサーバを導入することなく、低コストで監査を実施できるという。

 情報セキュリティの観点からクライアントPCのレジストリデータを解析し、監査結果報告書の形にまとめて提出するサービス。ファイルへのアクセス履歴や外部機器の接続履歴といったユーザーの行動履歴を解析し、社内規定に違反したPC利用がないかを監査・追跡する。

 定期的な内部監査として利用できるほか、重大な不正の可能性があれば、法的な証拠として通用する形でPCを証拠保全しさらなる解析も実施する。

 価格は、監査対象PC1台当たり3万円となっている。

 個人情報漏えい事件の約80%は従業員の故意や不注意による内部からによるものとされており、クライアントPCの現状を把握することはセキュリティ対策として重要な要素になってきている。

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