ディーネット、MIMEsweeperを利用したメールフィルタリングサービスを開始

ディーネットは、クリアスウィフトのMIMEsweeperを利用した企業向け電子メールフィルタリングサービス「メールフィルタガードマン」を開始した。

» 2006年03月01日 16時02分 公開
[ITmedia]

 ディーネットは、クリアスウィフトとの協業による企業ユーザーを対象としたASP型の電子メールフィルタリングサービス「メールフィルタガードマン」を3月1日より開始した。

 メールフィルタガードマンは、クリアスウィフトのメールコンテンツフィルタリング製品「MIMEsweeper SMTP Appliance」を利用した、スパム、ウイルス、フィッシングなどへのメールセキュリティ対策をASPサービスとして提供するもの。ディーネットではレンタルサーバやホスティングにおいてシマンテックのスキャンエンジンを利用した「ウイルスガードマン」や「スパムガードマン」といったサービスを提供しているが、情報漏えい対策、リスク回避といった総合的な企業ニーズに応える形で市場を開拓したい考え。

 本サービスでは、メールの送受信内容に対して、(1)情報漏えい対策、(2)コンプライアンス検査、(3)改ざん・攻撃可能性検査の3つのレベルによるチェックを行う。例えば、(1)のチェックでは送信メールに機密用語、住所録、電話番号、履歴書を検出したら送信者に送り返す、(2)のチェックでは(1)に加えて企業活動において社会規範に反するような不適切な用語を検出したら送信者に送り返すといったように、段階的にセキュリティレベルが上がるようになっている。

 メールフィルタガードマンの提供形態は、ASPゲートウェイとしての有償サービスと、ディーネット共有/専有レンタルサービスに対しての有償サービスがある。

 月額の利用料金は、メールアカウント当たり315円から。サービス開始に伴い、2006年3月1日〜4月30日の期間で月額費用が無償となるキャンペーンを実施する。

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