ソフトバンク・テクノロジーとエイベック研究所業務提携、SNSサービスを展開

ソフトバンク・テクノロジーは、エイベック研究所に出資するとともに業務提携すると発表した。

» 2006年04月21日 15時33分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンク・テクノロジーは、エイベック研究所に出資するとともに業務提携すると発表した。エイベック研究所の提供する双方向コミュニティーマーケティングシステム「Avec10.0」とソフトバンク・テクノロジーの提供するECシステムのASPサービス「ワンストップECサービス」を連携させる「コミュニティー・コマース」サービスを共同開発し、5月から販売を開始する。

 コミュニティー・コマースは、Web上のコミュニティーで派生する情報伝達を利用し、ECサイトへ顧客誘導をはかる新しい仕組み。近年のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)、ブログといったCGM(Consumer Generated Media:ユーザー主導コンテンツ)と、ソフトバンク・テクノロジーの最新のECシステム「ワンストップECサービス」(仮称)をシームレスに連携させるものとなっている。

 コミュニティー・コマースのプラットフォームとなる「Avec10.0」は、エイベック研究所が開発した企業参加型コミュニティーサービス。主要な特徴として、メンバー制のブログをユーザー管理型で運営し、企業が顧客の囲い込み、市場調査、口コミ情報伝達の手段として、マーケティングに活用できる。既に、日本テレビ、セガ、ニッセン、クレディセゾンなど71社の採用実績がある。

 両社は、初年度2億円の売上を見込んでいる。

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