Symantecのコンシューマー向け次世代PCセキュリティサービス「Norton 360」はこの夏にパブリックβを公開し、来年3月をメドに正式提供開始の見通し。
米Symantecは5月31日、コンシューマー向け次世代PCセキュリティサービスの正式名称「Norton 360」を発表した。これまではコードネームで「Genesis」と呼ばれていた。
Norton 360にはなりすまし防止とバックアップ、PC調整機能が含まれ、SymantecのPCセキュリティ/調整技術と、新たに取得/開発した技術を組み合わせたオールインワンサービスとして提供する。
アップデートは自動的にインストールされ、自動オンラインバックアップとオンライントランザクションセキュリティを通じてデータを保護。新ツールでフィッシング詐欺やクライムウェアに対する防御を支援する。
管理型のβを経て、この夏にはパブリックβを公開予定。正式版はSymantecの会計年度末(3月)までにリリースの見込み。正式な日程はβプログラムのフィードバックに基づいて決める方針で、立ち上げ時には複数言語版を各国で提供開始する。OSはWindows XPとWindows Vistaに対応する。
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