シマンテック、自治体向けに無償のストレージ環境/運用診断サービスを提供

シマンテックはジャパンシステムと共同で、地方自治体のストレージ環境/運用状況を診断し、改善案を提示するデータプロテクト無償診断サービスを提供する。

» 2006年06月19日 19時10分 公開
[ITmedia]

 シマンテックは6月19日、ジャパンシステムと共同で、地方自治体向けにデータプロテクト無償診断サービスを提供することを発表した。自治体のストレージ環境/運用状況を診断し、具体的な改善提案を行うという。

 シマンテックによると、地方自治体ではシステム入札案件ごとに別々のストレージ運用ポリシーを策定しているために運用が複雑化している。この結果、バックアップからの迅速な復旧が困難となり、最悪の場合データを消失するリスクにさらされているという。

 データプロテクト無償診断サービスは、こうした状況を改善するために提供されるもの。COBITをベースとした50の設問による診断とアセスメントを行い、結果を「ストレージ環境の可用性」と「データの保全性」の二軸からなる図版にマッピングする形で示すことで、現状のストレージ環境およびデータの保全性における問題点を明らかにしていく。また、ストレージ環境におけるTCO削減に向けた具体的な導入/改善提案も行う。

 シマンテックとジャパンシステムではこのサービスを切り口に、より高度なアセスメントやコンプライアンス対策やディザスタリカバリといったソリューション提案など、優勝サービスにつなげていく考え。

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