ギデオン、Linuxメールサーバ向けのウイルス/スパム対策ソフト

ギデオンは6月20日より、Linuxメールサーバ向けのウイルス/スパム対策ソフト「ギデオン アンチウイルス アンチスパムPlus」の販売を開始した。

» 2006年06月21日 17時52分 公開
[ITmedia]

 ギデオンは6月20日より、Linuxメールサーバ向けにウイルス対策とアンチスパム機能を提供するセキュリティ製品「ギデオン アンチウイルス アンチスパムPlus」の販売を開始した。

 ギデオン アンチウイルス アンチスパムPlusは、同社が提供してきたLinuxメールサーバ専用のウイルス対策ソフト「ギデオン アンチウイルス メールサーバ Ver.3」に、アンチスパム機能を加えた製品だ。

 特徴は、複数の手法を組み合わせることにより、高い確率でスパムメールを検知すること。RBLやシグネチャデータベースを参照するほか、メールヘッダおよびメッセージ本文を解析することにより、最大95%の精度でスパムを検出する。スパムメール判定データベースは自動的に更新される仕組みだ。

 また、個々の企業のセキュリティポリシーに応じて、スパムメールの判定基準を変更することも可能だ。届いたスパムメールをエンドユーザーに配送せず、管理者だけに転送するといった設定もできる。

 ギデオン アンチウイルス アンチスパムPlusはRed Hat LinuxやFedora Core、Debianなど主要なLinuxディストリビューションに対応しており、既存のメールサーバに追加インストールする形で利用できる。価格は50ユーザー版で17万1000円から。

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