東京エレクトロン、ImpervaのWebアプリ/DBセキュリティ製品を発売

東京エレクトロンは、米Impervaが開発したセキュリティ製品「SecureSphere」シリーズの販売を開始した。

» 2006年07月05日 13時51分 公開
[ITmedia]

 東京エレクトロンは7月4日より、米Impervaが開発したセキュリティ製品「SecureSphere」シリーズの販売を開始した。

 SecureSphereは、データセンター内に保存されている顧客情報や機密情報に対する操作を監視し、不正アクセスを遮断するセキュリティ製品。SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングといったアプリケーションレベルの攻撃を防ぐとともに、正規のアカウントを持ったユーザーによるデータ流出の検出、遮断も可能だ。

 いわゆるシグネチャに頼る方式だけでなく、ホワイトリストのほか、IPSやプロトコル検査など、複数の検知モジュールによる情報を相関分析して判断を下すため、高い精度で攻撃を検知できる点が特徴だ。また、監視対象の環境を自動的に学習し、プロファイリングを作成してポリシーを生成することも可能で、管理や調整の手間を省ける点もメリットという。

 同シリーズには機能に応じて、「SecureSphere Webアプリケーションファイアウォール(WAF)」のほか、データベースへのSQLクエリを監視し、不正アクセスを遮断する「SecureSphereデータベース・セキュリティ・ゲートウェイ(DSG)」、SQLクエリの監視を行う「SecureSphereデータベース監査ゲートウェイ(DMG)」が用意されている。また、これらアプライアンスを一元的に管理し、レポート機能を提供する「SecureSphere MX管理サーバ」も提供される。価格は、SecureSphere G4 WAFが最小構成で567万円から。

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