伊藤忠テクノサイエンスは、米Guardiumが開発したデータベースセキュリティアプライアンス「SQL Guard」の販売を開始した。
伊藤忠テクノサイエンス(CTC)は7月4日より、データベースに対するアクセスを監視し、機密情報などの漏洩を防ぐセキュリティ製品「SQL Guard」の販売を開始した。
SQL Guardは、米Guardiumが開発したデータベースセキュリティアプライアンス。ネットワーク上でやり取りされるパケット情報を収集してデータを分析し、データベースに対する不正なアクセスがあった場合は警告を出したりアクセス拒否を行う。
特徴は、アプライアンスとして提供されるため導入が容易なほか、パケットキャプチャ方式を採用することで、監視対象のデータベースにほとんど負荷をかけることなくデータ解析を行える点だ。
CTCではSQL Guardによりアクセスログの管理/分析を実現し、ひいては情報漏洩をはじめとする情報セキュリティ事故の原因究明や、企業監査において求められる資料の収集、解析を支援できるとしている。価格は500万円からで、CTCでは内部統制対応ソリューションの一環として販売していく。
なおCTCはSQL Guardの販売開始に伴い、Guardiumに対して約25万ドルの投資も実施している。
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