au携帯電話が社員認証デバイスに、KDDIなど3社が発表

ヒューマンテクノロジーズ、日本SGI、KDDIの3社は、FeliCa対応GPS携帯とFeliCaリーダー/ライター搭載カメラによる内外勤統合勤怠管理システムを連携販売する。

» 2006年07月18日 16時01分 公開
[ITmedia]

 ヒューマンテクノロジーズ、日本SGI、KDDIは7月18日、勤務形態によらず全社員を統合管理できる勤怠管理システムを共同で開発したことを明らかにした。8月から販売を開始する。

 同システムは、ヒューマンテクノロジーズの勤怠管理ASP「King of Timeモビレコーダー」と、FeliCaリーダー/ライターと監視カメラを搭載した、日本SGIのマイクロサーバ「ViewRanger」の組み合わせで構成されている。加えて、auの携帯電話から勤怠実績を送信可能とするためのBREWアプリケーションを使用する。

システムイメージ(出典:日本SGI)

 このシステムにより、内勤時は、FeliCaリーダーとして動作するViewRangerに携帯電話をかざすことで勤怠実績の打刻が行える。ViewRangerはこの際、打刻時の画像を記録し、打刻情報と一緒に画像を勤怠管理サーバへ送信する。

 外勤時は、au携帯電話に搭載されているカメラで自分の顔を撮影、撮影した顔画像にGPSの位置情報を付加して勤怠管理サーバへ送信する。送られた顔の画像はサーバ側にあらかじめ登録されている顔画像と照合されるため、本人であるかどうかが自動的に確認可能で、第3者からの打刻を防ぐことができる。

 現時点で同システムに対応する携帯電話はW41H、W41CAの2機種だが、こちらは順次拡大予定。

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