ラック、中堅企業向けにCisco ASA 5500 シリーズを対象とした運用監視サービス

ラックは、シスコシステムズのUTMアプライアンス「Cisco ASA 5500 シリーズ」を対象としたセキュリティ運用監視サービス「UTM24+」を9月1日より開始する。

» 2006年08月24日 12時27分 公開
[ITmedia]

 ラックは8月24日、中堅/中小企業を対象に、シスコシステムズの統合脅威管理(UTM)アプライアンス「Cisco ASA 5500 シリーズ」を組み合わせたセキュリティ運用監視サービス「UTM24+」を9月1日より開始することを発表した。

 ラックはこれまでも、同社のJapan Security Operation Center(JSOC)を通じて24時間のセキュリティ監視/管理を行うマネージド型のセキュリティサービスを提供してきた。

 UTM24+は、ファイアウォールとVPN、IPS機能を1台で提供するCisco ASA 5500 シリーズを対象に、同様の管理サービスを提供するもの。Cisco ASA 5500 シリーズで取得したファイアウォールのログをリアルタイムに解析するほか、アクセス制御や不正アクセス防御に関する運用管理の代行を行う。また、セキュリティ関連情報の提供も行う。

 ラックではUTM24+により、専門知識を持った管理者が不足している中堅/中小企業でも容易にセキュリティ対策を行えるとしている。また、マネージド型セキュリティサービスの中から中堅/中小企業向けに必要なサービスを抽出した結果、少ない運用コストを実現できるという。

 同サービスには、監視対象/内容に応じて4種類のプランが用意されており、価格はオープンプライス。ラックのほか、シスコシステムズのリセラーを通じても販売していく。

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