Mac版Officeの脆弱性、アップデートで修正……実は「間違い」

MicrosoftはOffice 2004 for Macのアップデートを公開した。しかしこれは、テスト段階にあるものがミスによって誤って公開されたものだった。

» 2006年12月13日 07時39分 公開
[ITmedia]

 米MicrosoftはMac版Officeの脆弱性と不具合を修正するアップデートを公開した。

12月13日17時追記:Microsoftはブログを通じて、このアップデートは、公開前のテスト段階にあるものがミスによって誤って公開されたものであることを明らかにした。適用してしまった場合はアンインストールが望ましいという。

 Office 2004 for Macのアップデート11.3.1で修正された脆弱性は、悪用されると攻撃者がユーザーのコンピュータのメモリのコンテンツを悪意あるコードで上書きすることができてしまう。

 また、PowerPoint 2004でプレゼンテーションを開くとPowerPointが突然終了してしまう不具合を修正したほか、電子メールプログラムのEntourage 2004に関する複数の不具合にも対処した。

 OSはMac OS X 10.2.8(Jaguar)とそれ以降のバージョンが対象となる。

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