Websense、PortAuthorityを買収

セキュリティ企業のWebsenseは、情報漏えい対策製品を手掛けるPortAuthority Technologiesを約9000万ドルで買収する。

» 2006年12月21日 08時43分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業のWebsenseは12月20日、PortAuthority Technologiesを約9000万ドルで買収する契約を交わしたと発表した。

 PortAuthorityは情報漏えい対策製品のトッププロバイダーで、米国とイスラエルに拠点を持つ。9月にWebsenseとの間でOEM技術提携を結び、協力関係を確立していた。

 買収を通じ、Websenseの不正コンテンツ検出/分類技術「ThreatSeeker」とPortAuthorityのデータ情報流出防止技術「PreciseID」を組み合わせ、1つの製品として統合。「Websense Deep Content Control」技術によって、ネットワークを通じた企業情報の流出防止を支援する。

 買収は2007年1月に完了の見通し。WebsenseとPortAuthorityの各国のチャネルパートナーを通じて情報漏えい防止ソフトを提供していく計画。

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