システム管理は業務プロセス包括の動き――チェンジビジョン「JUDE 5.0」を発表

NTTデータへの大量導入を始め、UMLを中心としたアプリケーション開発に根強いユーザーを持つJUDE。3.2を2月28日に、続いて5.0を5月に発売する。なお「4.xを飛ばしたのはJDKと同じコンセプト」(平鍋氏)とのこと。


 チェンジビジョンは2月22日、システム設計ツール「JUDE」の最新バージョン「JUDE/Professional 3.2」について都内で会見を行った。さらに、5月にはメージャーアップデートとなる「JUDE/Professional 5.0」のリリースも控えており、同製品は今後大幅な拡張を予定している。

 同社は、2006年2月22日に設立され1周年を迎えた。当初から「見える化」をキーワードとして「JUDE」(システム管理)をコア製品とし、TRICHORD(プロジェクト管理)を拡充してきた歴史を持つ。発売当初からJUDEは「使いやすさ」、そして「現場からの声を聞いていきたい」ことを変わらず維持しており、今後は特にUMLにこだわらず、システム開発にかかわるプロセスをサポートしていくことがコンセプトだという。

 JUDEは、発売以来1年間で有償バージョンのProfessionalが9000、無償バージョンが15万ユーザーと幅広い層に使われている。各国におけるユーザー割合も興味深く、日本に次ぐ国としてブラジルが多いと言い、オープンソースやJavaへの関心が高いブラジル勢について注目を寄せていることを、平鍋氏は言及した。

UMLモデリングから業務プロセス管理への拡充

 「JUDEは、UMLモデリングだけでなく、企画、アイデア(マインドマップ)や業務プロセス(BPMN)の見える化もサポートしていく」(代表取締役社長、平鍋健児氏)

 会見で平鍋氏は、1998年からのJUDE開発の経緯を語り、これまでは一貫したUMLモデラーだったこと、しかし、ユーザーの声を取り入れていくこともコンセプトとするJUDEとしては、「システム設計ツール」として開発以外のプロセスもサポートしていくことが必然的なだったと語った。

 「最近では、UMLだけでは現場の開発を回していくことが困難となっている。JUDEはユーザーからの声を聞いて開発を続けてきた。UMLの延長だけでなく、システム開発を考えたところ、今回のバージョンアップで新たな方向性を広げることになる」(平鍋氏)

 なお、先行して2月28日に発売されるバージョン3.2では、UMLに加えマインドマップをサポート。そして、5月にはバージョン5.0としてデータモデルのERはもちろん、ワークフローもサポートしていくという。これにより、開発者を中心として、新たな設計手法を提案していくことになる。

 また、JUDE 5.0の特徴として、UML、マインドマップ、ER、ワークフローはすべてがデータ連携可能なことにある。前述のように、問題から分析、設計、開発とプロセスが流れていくと考えると、JUDEではさらに包括したシステム開発が必要となった。

 JUDE/Professional 3.2の価格は、2万9400円(1ユーザー)。また、「システム設計ツール導入キャンペーン」と題したライセンスも3月末まで用意され、20ユーザーライセンスが46万円。購入時に配布される1年サポートによって5.0への無償アップグレードも可能だという。

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