インテックとRSAセキュリティ、アイデンティティ&アクセス管理ソリューションを強化

» 2007年04月11日 01時12分 公開
[ITmedia]

 インテックとRSAセキュリティは、インテックが提供するアイデンティティ管理製品「MaXware Identity Center」(MIC)とRSAセキュリティのワンタイムパスワード製品「RSA SecurID」を組み合わせたセキュリティソリューションの提供を開始した。

 MICは、システムごとに存在するユーザーIDの一元的な統合管理を可能にするアイデンティティ管理製品で、組織変更や人事異動が発生した場合には、人事情報を修正するだけで自動的に各システムへ同期を取ることができる。退職者のIDがそのままになるなどのリスクを防ぐとともに、システム管理者の運用負荷を大幅に軽減することができる。両社はすでに、2005年6月からRSAセキュリティのWebアクセス管理製品 RSA Access Manager(旧RSA ClearTrust)とMICを連携するなど、アイデンティティ&アクセス管理分野のトータルソリューションを提供している。

 今回、新たにMICとRSA SecurIDを連携し、ワンタイムパスワードによる本人認証機能も併せて提供できるようになった。RSA SecurIDは、パスワードや暗証番号など本人が記憶しているものに加え、自動的に生成されるワンタイムパスワードを使うことで、より確実に本人認証を行う仕組み。MICとRSA SecurIDの認証サーバを直接連携したことで、従来のユーザーID統合管理機能とWebアクセス管理機能に、本人認証機能を組み合わせたシステムの構築が可能になった。

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