MTBFを読み違えないためのチェックリストホワイトペーパー

サーバルームやデータセンターの構築時には、システムや機器の性能、信頼性、可用性を詳細に比較してからシステムを選択する。そのために使われる指標の1つがMTBF(平均故障間隔)だ。MTBFは信頼性を表しているが、そのMTBF値を単純比較することはできない。なぜだろうか。

» 2007年04月13日 12時30分 公開
[ITmedia]

 一般に、サーバルームやデータセンターの信頼性を測るにはMTBF値が使われる。しかし、納入業者であるベンダーから示されるMTBF値を単純に比較することはできない。なぜなら、MTBF値を求めるときの前提条件や可変要素の値が変わると、当然ながらMTBF値も変わってしまうからだ。

 システムの構築時に、目標とする信頼性を達成するには、そのMTBF値がどのように求められたかを知る必要がある。さまざまな要因が関係するため、その計算はそれほど簡単ではないが、その原理は理解しておかなければ正しい見積りができなくなってしまう。

 ここでは、エーピーシー・ジャパンがMTBF値の求め方について説明する。最初のステップでは製品の年間故障率(AFR)を求めることになる。さらに、理解しておくべき前提条件について説明し、MTBFを公平に比較するためのチェックシート(MTBF故障定義チェックリスト)も紹介する。

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