携帯電話利用の2要素認証で社内システムへの接続サービスを開始、IDSとコネクトワン

IDSとコネクトワンは、パスワードと携帯電話を用いた2要素認証で安全に社内システムにアクセスできるサービスを開始した。

» 2007年05月11日 10時39分 公開
[ITmedia]

 アイディーエス(IDS)とコネクトワンは、ID・パスワード認証に加え、携帯電話からワンタイムURLを利用してグループウェアなどの社内システムにアクセスできるサービスを開始した。

サービス概要

 同サービスでは、通常のID、パスワードに加えて携帯電話メール経由で提供されるワンタイムURL、携帯電話の端末IDを用いることで、グループウェアやLDAPなどと接続、認証ができる。また、通信も暗号化されるため、第三者によるなりすましや盗聴などを防ぐことができる。

 2社では、IDSの携帯電話認証サーバ「MITS」とコネクトワンが提供する業務情報などをWeb変換する「ConnectONE」サーバを組み合わせ、サービスを提供する。MITSにユーザー認証情報を登録することで、携帯電話から社内システムに接続後にシングルサインオンでグループウェアを利用できる。

 また、既存のActive DirectoryやLDAP、グループウェアのアドレス帳機能と連動して、ユーザ単位やグループ単位でアクセス権限を設定でき、「メール送信」「添付ファイル閲覧」などの機能別に操作範囲を限定することができるという。

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