T-SS、ディレクトリとの連動性を強化した情報漏えい対策ツール

トリニティーセキュリティーシステムズ(T-SS)は、企業向け情報漏えい対策ツールの新バージョン「Pirates Buster for Document Ver.3.1」の販売を開始した。

» 2007年06月28日 16時44分 公開
[ITmedia]

 トリニティーセキュリティーシステムズ(T-SS)は6月27日より、企業向けの情報漏えい対策ツールの新バージョン「Pirates Buster for Document Ver.3.1」の販売を開始した。

 Pirates Buster for Documentは、企業内のさまざまなファイルを暗号化し、ユーザーごとに設定された利用権限に応じてアクセスの可否をコントロールするセキュリティ製品。Microsoft OfficeやPDFのほか、CSVやテキストファイル、GIFやJPEGといった画像ファイルなど、広範なファイル形式に対応している。

 特徴は、手違いやミスなどで重要な情報が流出してしまった場合でも、ファイルの利用や閲覧を停止、制限し、情報漏えいのリスクを抑えることができること。万一漏えいしてしまった場合でも、ログを元に利用状況を調査できるほか、付帯する「個人情報漏えい賠償保険」でのカバーが可能だ。

 新バージョンでは、LDIF形式で出力されたActive DirectoryやLDAPのユーザー/グループ情報を、Pirates Buster for Document側にインポートできるようになった。インポート後の同期やユーザーのシングルサインオンも可能だ。また対象ファイルとして、Adobe Acrobat 8/Windows Media Player 11がサポートされた。

 Pirates Buster for Document Ver.3.1の価格は、ポリシーサーバと5ユーザー分のライセンスからなる基本パッケージが31万5000円から。

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