「お祈りパンダ」の作成・配布にかかわったとされる男4人が中国で起訴された。
感染マシンのアイコンをパンダの絵柄に変えてしまう、いわゆる「お祈りパンダ」ウイルス(Fujacks、中国名「熊猫焼香」)にかかわったとされる男4人が中国で起訴された。同国からの報道としてセキュリティ企業のSophosが伝えている。
それによると、同ウイルスの作者とされるリ・ジュン被告(25)をはじめ4人が、同ウイルスの作成・配布にかかわった罪で、中国湖北省の人民裁判所に起訴された。
パンダウイルスは感染すると、オンラインゲームプレーヤーのユーザー名とパスワードを盗み出す。起訴事実によれば、4人は同ウイルスを使って盗んだ個人情報を数千ドルで販売していたという。
中国では悪質ソフト作成・配布で有罪になった場合、禁固5年以上の実刑が定められている。
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