連載
» 2007年08月27日 05時23分 UPDATE

SourceForge.jpではじめるオープンソースプロジェクト:第9回 プロジェクトのWebページを作ろう (1/2)

優れたソフトウェアであっても、宣伝しないことには利用者がなかなか増えませんし、利用者が増えないと、オープンソースの利点もなかなか生かせません。今回は、プロジェクトのWebページを作成してみます。

[安井 卓,ITmedia]

 ソフトウェアを作成したら、(たとえそれが未完成であっても)Webページを作るのはとても大事なことです。ソフトウェアでもなんでも、宣伝しないことには利用者がなかなか増えませんし、利用者が増えないと、オープンソースの利点もなかなか生かせません。sf.jpのプロジェクトページにソフトのアーカイブが置かれていても、そのソフトウェアについて知らない人は、わざわざダウンロードして使おうとは思わないでしょう。

 さて、Webページを公開するためには、そのためのサーバが必要です。インターネット上には、無料で利用できるWebスペースが多く存在しますし、たいていのISPはユーザーがWebページを公開できるようにしています。あるいは、自宅などでサーバを立てて、そこで公開するという手もあるでしょう。

 しかし、無料のサービスやプロバイダーのサービスでは、CGIが自由に置けなかったり、ディスク容量が制限されていたりして、不自由な思いをすることも少なくありません。自宅などでサーバを立てる場合は、それを準備・メンテナンスするのが面倒ですし、電気代も馬鹿になりません。

 sf.jpでは、ホスティングしているプロジェクトが自由にWebページを作成・公開できるよう、プロジェクト用のWebサーバを用意しています。sf.jpではCGIを自由に設置できますし、厳しい容量制限もありません。サーバはsf.jpの管理チームがメンテナンスしていますので、面倒もありません。

 プロジェクトのWebページのURLは、「http://プロジェクトUNIX名.sourceforge.jp/」になります。plumプロジェクトの場合ですと「http://plum.sourceforge.jp/」となります。

ページを書こう

icon.jpg

 とりあえず、Webページのコンテンツを用意しましょう。プロジェクトのWebページには、「ソフトウェアの概要」「どんな言語で書かれているか」「利用するとどんなメリットがあるか」「スクリーンショットなどの使用時の画面」、そして最新版のダウンロードリンクなどが盛り込まれているとよいでしょう。例えば、plumでは左図アイコンのようなページを作成しました。

 作成したWebページは、sf.jpのCVSやSubversionで管理しましょう。ソースコード管理システムはプログラムのソースコードだけでなく、Webページの管理にも力を発揮します。ここではCVSを使っているものとして話を進めます。

 まず、Webページ用のリポジトリをCVSに追加します。リポジトリ名は、URLのホスト名を利用するといいでしょう。例えば、plumのWebページなら、「plum.sourceforge.jp」になります。こうすると、リポジトリを見ただけでWebページのソースであることが分かりますし、どのサイトのものかも分かります。このリポジトリの中に、htdocsとcgi-binというディレクトリを作成して、CGIと一緒にCVSに入れるという手もあります。

 Webページのディレクトリに入って、以下のコマンドを入力します(ユーザー名やプロジェクト名、ホスト名は適宜読み替えてください)。


% export CVS_RSH=ssh
% cvs -d :ext:tach@cvs.sourceforge.jp:/cvsroot/plum import -m 'Initial import to cvs' plum.sourceforge.jp tach start

       1|2 次のページへ

Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ピックアップコンテンツ

- PR -

注目のテーマ

マーケット解説

- PR -