ソニー、USBメモリのrootkit問題でようやく調査開始

F-Secureによると、ソニーから電話で連絡があり、同社の調査に協力することになった。

» 2007年09月03日 07時56分 公開
[ITmedia]

 ソニー製USBメモリのrootkit的技術をめぐり、この問題を最初に報告したフィンランドのF-Secureは8月31日、ソニーから同日電話で連絡があったと明らかにした。

 F-Secureは27日にブログで問題を公表、ソニーには連絡したが返答がなかったため、情報公開に踏み切ったと説明していた。

 F-Secureによると、ソニーは31日の電話で問題の発見について謝意を表するとともに、連絡が遅れたことを謝罪したという。

 これで両社が話し合う窓口が開け、F-Secureは社内の調査報告書を提供するなどソニー側の調査に協力しているという。

 今後も万が一rootkitなどの問題が発覚した場合に備え、F-Secureはソニーと直接連絡が取れる連絡先を確保したとしている。

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