ウイング、最大3000台分のPC操作をログで管理するMyLogStarを発売

ウイングは、既存製品「ALLWatcher」のノウハウを踏まえ、より大規模な環境に対応したPC操作ログ収集・管理ソフトの新製品「MyLogStar Ver.1」を発表した。

» 2007年09月05日 18時28分 公開
[ITmedia]

 新潟市に本拠を置くウイングは9月5日、PC操作ログ収集・管理ソフトの新製品「MyLogStar Ver.1」を発表した。

 同社はこれまで、今回の製品と同様にクライアントPCの操作を記録し、いつ、誰が、どのPCでどういった操作を行ったかを把握できるログ収集ツール「ALLWatcher」を提供してきた。MyLogStarは、そのノウハウを踏まえて開発された新製品で、より大規模な組織での導入にも対応できるという。

 MyLogStarでは、PCへのログイン・ログオフにはじまり、アプリケーションや各種ドキュメント、ファイルに対する操作、印刷、電子メールやWebアクセス、TCPセッションなど、全12種類のログを取得、記録できる。オプションを利用すれば、Webメールやインスタントメッセンジャーのログ記録も可能だ。また、OSやCPU、メモリ、アプリケーションなど9種類のインベントリ情報についても管理できる。

 1台の管理サーバで最大3000台のPCを管理できる。言語処理の内部コードとしてUnicodeを採用しているため、日本のみならず海外拠点での利用も可能だ。またクライアント側では、Windows Vistaなどの最新OSをサポートした。同社はMyLogStarを、中小企業から数万人規模の大企業まで、幅広い企業向けに販売していく。

 MyLogStarの価格は1サーバ/5クライアントのネットワーク版で51万6000円から。10月25日より販売を開始する。

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