ヤフーがISO15408を取得――情報漏えい監視システムで

「Yahoo! JAPAN」に導入されている情報漏えい監視システム「iTres」の技術開発において、ヤフーはセキュリティに関する標準規格「ISO15408」を取得した。

» 2007年12月06日 16時13分 公開
[ITmedia]

 ヤフーは12月6日、情報漏えい監視システム「iTres」の技術開発において「ISO15408」を取得したことを発表した。

 ISO15408は、情報システムや製品に組み込まれているセキュリティを評価するための国際標準規格。正式名は「ISO/IEC15408 情報技術セキュリティ評価基準」となる。

 iTresは、ヤフーと伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が共同開発したシステム。企業データベースへのアクセスを事前に設定したセキュリティポリシーに基づいて監視することで、情報資産の漏えいを防止する。

 ポータルサイト「Yahoo! JAPAN」では、顧客企業情報やユーザーの個人情報などのデータベースを管理するために導入されている。

 ヤフーは認証取得に当たり、NECの認証取得支援サービス「SecureSociety/SD15408」を利用した。

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