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» 2008年02月06日 12時28分 UPDATE

Firefox Hacks:Firefox機能拡張群の一括バックアップ/再インストールを可能にするCLEO (1/2)

多数の機能拡張でカスタマイズしたFirefoxをどのPCからでも利用可能にするために、機能拡張およびテーマ群を1つの.xpiファイルにパッケージ化してくれるCLEOを紹介しよう。

[Gary-Richmond,Open Tech Press]
SourceForge.JP Magazine

 多数の機能拡張でカスタマイズしたFirefox環境をセカンドマシンで再現するといった場合、個々の機能拡張を1つずつ再インストールするのが一般的な方法だが、そうした手間を厭うならこの種の処理に特化した機能拡張を利用するという選択肢も存在する。それがCLEO(Compact Library Extension Organizer)であり、これを利用するとインストール済みの機能拡張およびテーマ群を1つの.xpiファイルにパッケージ化して、一括で再インストールできるようになるのだ。

 CLEOのインストールは、同プロジェクトのホームページあるいはMozillaのオフィシャルWebサイトから行える。ただしCLEOの処理では、機能拡張群の保存にFEBE(Firefox Environment Extension Backup)の使用を前提としているので、こちらもインストールしなければならない。

 これらのインストールが完了したら、Firefoxを再起動してTools → FEBE → Cleo → Cleo Optionsを選択する。なおこの設定画面を呼び出すに当たっては、ViewメニューにあるToolbarsのCustomizeオプションを用いてツールバーにCLEOアイコンを配置しておいてもよい。

 最初に行うべき設定は、作成するパッケージの保存先である。これには分かりやすい名前をつけた専用フォルダを作成しておき、Directoryアイコンの画面でそのファイルパスを直接入力するかファイルツリーをブラウジングして選択すればいい。こうした保存用ディレクトリの作成先はローカルのハードドライブだけでなく、USBメモリなどのリムーバブルメディアとすることもできる。

 機能拡張を頻繁にインストールするユーザーにとって重要な意味を持つのが、CLEOのOverwriteオプション設定であり、ここにはOverwrite、Append、Abortという3つのオプションが用意されている。このうちOverwriteを選択しておくと、CLEOでの保存時に同名のバックアップが存在する場合に古い方のパッケージが上書きされる。これに対してAppendを選択しておくと、すべてのテーマや機能拡張を丸ごとバックアップするのではなく、前回のFEBE/CLEOによるバックアップ時からの変更分を既存パッケージに追加する形でのバックアップが行えるようになる。

 当然ながらこうしたバックアップは、異なる名前をつけて複数作成しておくこともできる。FEBE設定も細かな指定が可能なので、複数のバックアップファイルを使い分けることで、ユーザーによるFirefoxの使用パターンを始め、セキュリティ(オンラインバンキングやクレジットカード決済)、グラフィックス、リサーチなどの要件に合わせて、用途に応じたFirefox機能拡張の組み合わせをプロファイル化しておくという使い方が可能となる。具体的な手順としては、FEBEに必要な設定を施した上で用途別に使用する機能拡張群を個々のプロファイル別にバックアップしておき、CLEOを用いてパッケージの作成と管理を行えばよい。

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