ネット取引での被害補償、みずほ銀行「準備している」

インターネットバンキングでの被害を大手銀行が原則として補償すると一部メディアが報じた。みずほ銀行は「準備している」と話している。

» 2008年02月07日 17時50分 公開
[ITmedia]

 インターネットを使って振り込みなどをするインターネットバンキングで、預金を不正に引き出されるといった被害の増加を受け、大手銀行が被害額を原則として補償すると2月7日の日本経済新聞が報じた。

 これについて、みずほ銀行はアイティメディアの取材に「現在、補償する準備をしている」と話している。「開始時期など具体的な事柄は全国銀行協会による正式発表以降に決まる」という。

 記事によると、ネット取引の被害は現在預金者保護法の対象外だが、全国銀行協会が補償基準を定めた自主ルールを策定する。2月19日に正式決定し、みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行などの会員銀行に通知するという。

 自主ルールでは、ネット取引の預金者が過失なく被害に遭った場合には引き出された全額を補償するという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ