少年の夢を悪用するトロイの木馬が出現

「有名になれるツール」とうたい、10代に人気のSNS「Habbo」のユーザーを狙ったトロイの木馬が出現した。

» 2008年02月21日 13時13分 公開
[ITmedia]

 米国で10代に人気のソーシャルネットワーキングサイト(SNS)「Habbo」のユーザーをだまし、情報を盗み出そうとするトロイの木馬が出現した。

 セキュリティ企業のWebsenseによると、このトロイの木馬はHabbo向けのサードパーティー製ツールを装い、専用サイトを通じてダウンロード提供されている。

青少年たちの淡い夢を悪用したトロイの木馬(Websenseのブログから)

 「Habboで有名になれるツール」という触れ込みを信じてユーザーが「ProRig.V9.exe」という名称のファイルをインストールすると、トロイの木馬に感染。コンピュータのキー入力を記録し、外部に流出させてしまうという。

 Websenseはユーザーに対し、Web 2.0やSNS向けのサードパーティー製アプリケーションを試す際は慎重になった方がいいと呼びかけている。

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