Tor WorldのCGIスクリプトにXSSの脆弱性

Tor Worldが提供する複数のCGIスクリプト製品にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が発見された。

» 2008年02月21日 16時51分 公開
[ITmedia]

 Tor Worldが提供する複数のCGIスクリプト製品にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が発見されたとして、情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターとJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)が2月21日、JVN(Japan Vulnerability Notes)に情報を公開した。

 Tor Worldは、Webサイトで使用する検索や掲示板などの複数のCGIスクリプトを提供している。CGIスクリプトでWebページを出力する際の処理が不適切なため、任意のスクリプトが埋め込まれる脆弱性があり、ユーザーが意図しないコードが実行される恐れがあるという。

 対象となるのは以下の製品。JPCERT/CCおよび製作者は、最新バージョンを利用するように呼びかけている。

  • Tor Search:Ver1.1 および それ以前
  • i-Navigator:Ver4.0
  • Mobile Frontier:Ver2.1 および それ以前
  • 今日の一言:Ver1.5 および それ以前
  • Tor News:Ver1.21 および それ以前
  • Simple BBS:Ver1.3 および それ以前
  • Interactive BBS:Ver1.3 および それ以前
  • Tor Board:Ver1.1 および それ以前
  • Simple Vote:Ver1.1 および それ以前
  • Com Vote:Ver1.2 および それ以前

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CGI | 脆弱性 | XSS | IPA(情報処理推進機構)


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