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» 2008年02月23日 07時00分 UPDATE

突撃! ユビキタス空間:未来の“銀ブラ”を体験しよう (1/3)

街を歩くと、場所に応じた情報をリアルタイムで入手できる――そんな「ユビキタス空間」の実験が銀座で行われている。早速体験してみた。

[藤村能光,ITmedia]

 街を歩くと、その場所に応じた情報をリアルタイムで手に入れることができる――そんな場所が銀座にある。

 「東京ユビキタス計画・銀座」と冠した実証実験が3月1日まで行われている。これは東京都と国土交通省が取り組んでいるユビキタスの実証実験プロジェクトだ。ICタグなどの機器を導入して、子どもや高齢者も参加できるユニバーサルデザインの街を作り、観光・商業を振興させることを狙いとしている。

image ユビキタス・コミュニケータ

 石原慎太郎都知事がリアルタイムOSのTRON開発者である坂村健氏の研究を見て感銘を受けたのが取り組みのきっかけという。日本の優れた技術力を東京から世界に発信することを目指して、実験を開始した。

 実験ではユビキタス・コミュニケータ(UC)という手のひらサイズの情報端末を利用する。実験エリアに設置しているユビキタス機器から場所を表すucodeを受信し、映像や音声、文字などで表示する。英語や中国語、韓国語など5カ国の言語にも対応している。

 銀座ではどのようなユビキタス空間が広がっているのか。早速体験してみた。

リアルタイムに情報が舞い降りてくる

 銀座駅の地下1階にある受付開場でUC端末とucodeタグリーダを受け取る。UC端末を首にかけ、ヘッドフォンを耳に付け、ucodeタグリーダを手首に装着すると準備は完了。

 UC端末は、GPSではカバーできない地下や電波の届かない場所でも情報が得られることが強みだ。ビルの1階と2階で異なる情報を提供するといったきめ細やかな案内もできる。

ginbra-readerginbra-plate ucodeタグリーダと、ICタグなどが埋め込まれたプレート

 初めにUC端末で約5分間のナビゲーションを見る。実証実験の説明や機器の使い方などを映像と音声で解説してくれる。実験の内容を知らなくても気軽に参加できる。

 説明が終わると実験がスタートする。最初の目的地は「銀座コア」。UC端末の案内に従って歩くと、現在位置の写真がUCに表示され、ヘッドフォンには案内の音声が流れる。情報は地下の天井に設置してあるucode赤外線マーカという機器が発信している。

ginbra-start0001ginbra-start01 UC端末を片手に銀座に繰り出す
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