AdobeのFlashコンテンツ制作ソフトに脆弱性

ユーザーが悪質なFLAファイルを開くと脆弱性を悪用される恐れがある。

» 2008年03月21日 08時43分 公開
[ITmedia]

 米Adobe Systemsは、Flashコンテンツ制作ソフトに脆弱性が見つかったとしてセキュリティアドバイザリーを公開した。

 3月19日付のアドバイザリーによると、脆弱性があるのはFlash CS3 Professional、Flash Professional 8、Flash Basic 8の各製品。Flash Playerは影響を受けないという。

 ユーザーが悪質なFLAファイルを開くと脆弱性を悪用することが可能になり、コードを実行される恐れもある。ただしリモートで悪用することはできず、Mac版のFlash ProfessionalとFlash Basicは影響を受けないという。

 AdobeはFlash Professionalの次期メジャーリリースでこの問題に対処する予定。ユーザーに対し、不審なFLAを受け取った場合は注意するよう呼びかけている。

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