脆弱性に対処したPHP 5.2.6が公開

最新版のPHP 5.2.6は安定性を強化し、120件あまりのバグの修正が盛り込まれている。

» 2008年05月07日 08時03分 公開
[ITmedia]

 PHPの開発チームは5月6日、複数の脆弱性に対処した最新バージョン「PHP 5.2.6」の提供を始めた。

 PHP 5.2.6は安定性を強化し、120件あまりのバグの修正を盛り込んでいる。セキュリティ関連では、FastCGI SAPIのスタックバッファオーバーフロー問題など5件の脆弱性に対処した。

 セキュリティ企業Secuniaによる危険度評価は5段階で中程度の「Moderately critical」となる。脆弱性を悪用されるとセキュリティ制限をかわされたり、サービス妨害(DoS)状態を誘発してシステムを制御される恐れもある。

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