NECの運用管理ソフトウェアWebSAMと、NSTのDB監視ソフトウェアChakraが連携。NECおよびNECネクサソリューションズが販売を行う。
5月13日、NECとニューシステムテクノロジー(NST)はデータベース不正アクセス監視システムの信頼性向上と運用の効率化を図るため協業した。具体的には、NSTが提供するデータベース監査セキュリティソフトウェア「Chakra」と、NECの中小規模システム統合運用管理ソフト「WebSAM System Navigator」が連携する。販売はNECおよび同社の販売パートナーであるNECネクサソリューションズが行う。
今回の協業は、内部統制やJ-SOX法への対応をにらみつつ、NSTがNECのパートナー制度「WebSAM WORKS」に参加したことで実現した。
Chakraは、リアルタイムでネットワーク経由のデータベースへの全アクセスをモニタリングし、ロギングすることで、データベースに対する攻撃や情報漏洩を防御するソフトウェア。ネットワーク監視型であることから、データベースのパフォーマンスにオーバーヘッドを与えないことが特徴だという。
Chakraの価格は300万円(税別)からとなる。
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