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» 2008年05月24日 05時00分 UPDATE

ビジネスマンの不死身力:健康診断の季節、正しい受け方教えます (1/2)

健康診断の季節がやってきました。でもいきなりのダイエットや禁酒は禁物です。

[吉岡享子,ITmedia]

 この時期、各社でいっせいに行われるものといえばそう「健康診断」です。特に今年からは「特定健康診査」と「特定保険指導」(いわゆるメタボ健診)が始まることもあり、例年以上に注目が集まっています。

 「面倒だけど会社で義務付けられているから」といった後ろ向きな気持ちで受診する人も多いかもしれません。しかし、健康診断自体は無料でも、毎月高い健康保険料をお給料から払っていることを忘れていませんか?

どうせならきちんと受診し、自分の健康管理に役立てましょう。

ウエスト85cm以上=メタボではない?

 「85cm以上はNG」という数値だけが一人歩きしている感がありますが、規定値以上だったからといってメタボリックシンドロームとは限りません。ウエスト以外にも、血糖値、中性脂肪、血圧の3つの項目のうち2つ以上の値が引っ掛かって、初めてメタボリックと診断されます。

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 仮にメタボリックを回避できたとしても、年齢や喫煙者かどうかなどほかの項目が該当した場合は「メタボリックシンドローム“予備軍”」と診断され、やはり保健指導を受けることになります。

 ひと口にメタボリックといっても、診断にはいろいろな要素が加味されますし、水準にも段階があります。ウエストサイズは自分で計れる唯一の項目ですし、確かに目安の1つにはなります。しかし、血糖値などの数値は医療機関に行かなければ分からないもの。やはり健康診断は必須なのです。

急に生活を変えない

 健康診断が近いからといっていきなりダイエットをしたり、お酒を控えたり……。日ごろ不摂生をしている人ほど、後ろめたさから急な節制に走りがちです。確かに血糖値や中性脂肪値は一時的に下がりますが、終わった途端に元に戻しては意味がありません。場合によっては糖尿病などのリスクを見過ごすことにもなります。

 気持ちは分からないでもありませんが、そういう人こそ病気の因子が潜んでいるリスクも高いはずです。普段通りの生活のまま臨むようにしましょう。

 運動においても同じこと。痩せようと思って急にハードな運動をすると、数値に影響が出てしまいます。これは、運動によって破壊された筋肉細胞の中の成分が血液中に流れ出るからで、肝機能を診るための数値(GOT、GPTなど)が一気に上がってしまうのです。筋肉痛が残るような運動は、数日前から控えたほうが賢明です。

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