エアー、脆弱性評価機能を搭載したDB監査ツールを発売

エアーは、米Guardium製のDB監査ツール「SQL Guard」の最新版を10月末に発売する。

» 2008年10月10日 16時19分 公開
[ITmedia]

 エアーは10月10日、データベース監査ツールの最新版「SQL Guard 7.0」を10月末に発売すると発表した。脆弱性評価やシステムの変更を監視する機能を搭載する。

 SQL Guardは、米Guardiumが開発し、OracleやMicrosoft SQL Server、IBM DB2、Sybase、Informix、MySQLなどの異なるDBベース環境でもリアルタイムにDBのトラフィックを監視、報告する。

 最新版では、システムの状態とアクセス履歴の両面からパッチ適用の不足や不適切な特権の設定、デフォルト設定のままのアカウントチェックができるほか、データベースやOSの設定ファイル、環境変数やレジストリ変数などを監視して、DBシステムへの不正な変更を検出できるようにした。

 また、脆弱性の検出から分析、対応、監査リポートの作成および配布までのプロセスを自動化できる。特権ユーザーが機密情報を含むデータベースへ不用意な接続を遮断する機能も搭載した。

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