Mac OS狙いのマルウェアが出現、バックドア機能を搭載システムが制御される恐れ

このマルウェア「OSX_LAMZEV.A」はバックドア機能を持ち、Macユーザーが特定のWebサイトを閲覧すると感染する。

» 2008年11月19日 07時41分 公開
[ITmedia]

 セキュリティ企業のTrend Microは、Mac OSを狙った新手のマルウェアが見つかったと報告した。感染するとシステムを制御される恐れがあるという。

 発見されたマルウェアの「OSX_LAMZEV.A」はバックドア機能を持ち、Macユーザーが特定のWebサイトを閲覧すると感染する。また、正規のアプリケーションを装ってシステムにインストールされることもある。

 感染すると、システムが起動するたびに自動的にバックドアが実行されるようになり、リモートの攻撃者がセキュリティ対策を回避してシステムにアクセスできる。

 Macを狙ったマルウェアは数は多くないが、着実に増え続けているとTrend Microは警鐘を鳴らしている。

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