RIMジャパン、BlackBerryのフラグシップモデルを国内発表

「BlackBerry 9900」はビジネスマンだけでなく女性層の開拓も狙ったハイエンド端末となる。

» 2012年03月22日 19時51分 公開
[ITmedia]

 リサーチ・イン・モーション・ジャパンは3月22日、BlackBerryスマートフォンのフラグシップモデルとなる「BlackBerry Bold 9900」を発表した。NTTドコモの2012年春モデルとして発売される。

BlackBerry Bold 9900

 BlackBerry Bold 9900は、最新OSの「BlackBerry 7.1」や1.2GHzのCPUを採用。シリーズ最薄となる幅10.5ミリのボディやタッチ入力対応の2.8インチVGAディスプレイ、ワイドQWERTYキーボード、NFC機能を搭載する。最新OSおよびWebブラウザによるインターネット閲覧では従来に比べてパフォーマンスが約45%向上しているという。

 特にワイドQWERTYキーボードは、日本人の指サイズでもキーボードをしっかりと押せるように配慮した構造を採用した。BlackBerry MessengerやTwitter、Facebookといったアプリを使ってのスムーズなコミュニケーションの実現を目指した意欲作となった。

 同社マーケティング部担当部長の小林盛人氏は、「BlackBerryといえばビジネスマンのツールというイメージが強いが、街角のパン屋さんができたてのパンを写真に撮って店のFacebookページにアップしたり、研究者のママさんが子どもとメッセンジャーで会話したりといった活用が日常的に行われている」とコメント。洗練されたデザインやコミュニケーション機能の強化を女性などの新たなターゲットユーザー層に訴求していくという。

 発表会にはモデルの平子理沙さんがゲストとして登場。米国ロサンゼルスが実家という平子さんは、「友人や家族と離れていても、メッセンジャーで気軽に会話できるのが魅力ですね」と語っていた。

RIMの小林盛人氏(左)とゲストの平子理沙さん

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