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» 2001年02月02日 00時00分 UPDATE

TAでダイヤルアップするフレッツISDN利用は危険なのか?

[森川拓男,ITmedia]

 フレッツISDNに限ったことではないが,長時間インターネットに接続していると,たとえクライアントのWindowsマシンであっても攻撃対象となってしまう可能性がある。

 一般的には,サーバソフトが起動していなければセキュリティホールなどを突かれる可能性は少ない。しかし,ケーブルインターネットなどではWindowsの共有サービスを利用して他人の共有フォルダを確認することができてしまう。最近であれば,ダイヤルアップルータに搭載されているフィルタ機能で特定のポート(httpが80番など)だけを透過させることが可能だ。しかし,TAによるダイヤルアップではこのようなフィルタ設定がないため長時間の接続には注意が必要となる。

 現在,Windows 98/Meを使用している人であれば,Windows 2000(Pro.)を導入するのもよいだろう。ほかにも「Norton Internet Security 2001」(シマンテック)などの製品がセキュリティ向上に一躍買ってくれるだろう。

画面
Windows 2000であれば「インターネット プロトコル(TCP/IP)のプロトコル」→「詳細設定」→「オプション」内で「TCP/IP フィルタリング」設定ができる

画面
許可したいポート番号を指定すればよい。これと同じような機能が,最近のダイヤルアップルータにも搭載されている

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